見守りカメラの導入を検討したとき「会話機能」がついているタイプを選ぶと安心ですよね。
「離れて生活している一人暮らしの親に、何かあったらどうしよう」「もしもの時に備えて、できる限り準備したい」と考えている方も多いはずです。
数ある「見守りサービス」の中でも、カメラを使った見守りには安心感があり、体調の急変や転倒などによるケガの際にも迅速に対応できます。
会話機能が搭載された見守りカメラの場合、その場で「救急車呼ぼうか?」「他に具合の悪いところはない?」など、状況確認も可能です。
そこで本記事では、会話機能が搭載されているおすすめの見守りカメラ3選や、機能・特徴について詳しく解説していきます。
遠方で暮らす高齢の親が心配で、見守りカメラを検討しているという方の参考になると幸いです。
見守りカメラの会話機能とは?
見守りカメラには、数多くの「見守り機能」が搭載されています。
もちろん、それぞれのカメラによって搭載されている機能は異なり、会話機能がないタイプも。
会話機能のないカメラの場合、親御さんの様子を確認することはできますが、何かあった際に「声かけ」することができないのでおすすめできません。
また、一言で「会話機能」といっても、できる範囲はさまざまです。
- 声かけ機能
- 双方向会話機能
- 通話機能
「声かけ機能」とは、見守る側のご家族から親御さんへの「声かけ」は可能となりますが、親御さんからの声はこちら側に届きません。
もしも、突然の体調急変で倒れたときや、転倒して動けない状況に陥った場合「会話」ができなければ対応の仕方に困ってしまいます。
また、四六時中カメラでの見守りを続けられるわけではありませんので、様子を確認したときには既に具合が悪くなっている可能性も。
そんな時、親御さんからの声がこちらに聞こえないと、非常に不便です。せっかくの「会話機能」も、効果が半減してしまうでしょう。
「双方向会話機能」とは、カメラを通して親御さんとご家族がお互いに会話できる機能です。
万が一何かあったとき、親御さん自身は電話をかけることはもちろん、その場から動くこともできないかもしれません。
カメラ越しに会話することができれば「持病の薬を飲みたい」「胸が苦しい。救急車を呼びたい」など、どうしたら良いのかを聞きだすことができるため、こちら側もスムーズ対応できます。
救急隊員やケアマネージャーさんへの伝達も、正確に行えるでしょう。
「通話機能」とは、見守りカメラ本体に「通話ボタン」が搭載されており、ワンプッシュで設定先の番号に電話をかけることができます。
見守りカメラが「携帯電話」の役割も果たしてくれるので「スマホの操作は難しい」という高齢者にとって、非常におすすめの商品。
ビデオ通話が可能な商品もありますので、孤独感の軽減や日々の楽しみにつながるでしょう。
見守りカメラのおすすめランキングは、下記のリンクからチェックできます。
高齢者向け|会話機能付き【おすすめ見守りカメラ3選】
ここからは、双方向会話機能や通話機能が搭載されている、高齢者向けおすすめ見守りカメラを3つ紹介していきます。
商品によって費用はもちろん、特徴や見守り範囲が異なりますので、それぞれのご家庭に合ったものを見つけてくださいね。
- SONY MANOMA(マノマ)
- 株式会社ラムロック みまもりCUBE
- 株式会社フタワシステム 見守りカメラ F-HZX-ZC-TY01
ひとつずつ確認していきましょう。
MANOMA(マノマ)
SONYから販売されている「MANOMA(マノマ)」は、双方向会話機能が搭載されている見守りカメラです。
遠く離れて暮らす親のことが心配になったとき、お互いが安心して生活できるサポートが、すべて揃っている商品!
親御さんに「もしも」のことがあった場合でも、迅速な対応を取ることができます。
- カメラを通して会話が可能
- 開閉センサーで日々の生活リズムを把握
- Alexa機能(リマインダー)が搭載されているのでスケジュール管理も◎
- プライバシーにもしっかり配慮
- 録画機能搭載
- スマート家電リモコンで「エアコンON/OFF」や「玄関の施錠」も遠隔操作も可能(オプション)
- 駆けつけサービスにも対応(オプション)
ご自宅にインターネット環境が整っていないときには、MANOMA(マノマ)がWi-Fi設置まで対応してくれますので安心です。(月額2,200円※初月無料)
あらかじめ、リマインダーに親御さんのスケジュールをセットしておけば、ついつい忘れがちになる「薬の服用」や「通院の日程」も安心!
また、高齢者は体温調節が苦手なことも多く、エアコンは身体に良くないと考えている人も少なくありません。暑い夏には、熱中症のリスクも高まります。
しかし、MANOMA(マノマ)のスマート家電リモコンを使えば、離れた場所からでもエアコンを作動することが可能。玄関錠の閉め忘れにも対応できます。
MANOMA(マノマ)のサービスについて、もっと詳しい内容が知りたいという方は、MANOMAの口コミ評判を徹底解説|特徴や料金プランも紹介!の記事をチェックしてみてくださいね。
初月料金 | 1,650円(初期費用含む) |
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2ヵ月目以降の月額使用料 | 3,278円 |
\ 充実したサポートサービスで安心利用が可! /
MANOMAみまもりCUBE
高齢者におすすめの会話機能付き見守りカメラ1つ目は、株式会社ラムロックから提供されている「みまもりCUBE」です。
双方向会話機能が搭載されていますので、いざという時にも適切な対応を取ることができます。
その他にも「みまもりCUBE」には、安心の見守り機能が満載!
- 双方向会話でコミュニケーションが取れる
- センサー探知機能
- リアルタイムのライブ映像
- 録画機能
- 呼び出しボタン
- 赤外線LEDライトで暗視モード
- プライバシーモード(モザイク処理)
また、Wi-Fi不要で利用できるため、面倒な回線工事を行う必要もありません。
介護保険給付対象商材も用意されていますので、対象となる場合は、月々の利用料金を抑えることも可能です。
みまもりCUBEについての詳細は、みまもりCUBEの口コミ・評判は?特徴や費用について徹底解説!で解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
初期費用 | 一律:3,850円(事務手数料) |
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月額料金 | 一般:5,390円~ 介護保険給付対象:1,650円 |
見守りカメラ F-HZX-ZC-TY01
高齢者向けの見守りカメラ、最後にご紹介するのは、株式会社フタワシステムから販売されている「見守りカメラ F-HZX-ZC-TY01」です。
双方向会話はもちろん、ボタン一つでビデオ通話も可能な商品!電話番号は2つまで登録できるので、1つ目は「ご家族」2つ目は「かかりつけ医」などに設定できるのがポイントです。
スマホがなくても、お互い顔を見ながらいつでも会話を楽しめるのが嬉しいですね。
- ワンプッシュでビデオ通話可能(音声のみも可能)
- アラーム通知
- 暗視モードあり
- 首振り機能搭載カメラ
- 動体検知
使い方も非常にシンプルで、高齢者の方でも簡単に操作できます。アラーム機能は、防犯面でも高い効果を発揮してくれますので安心!
忙しくて手が離せないときには「音声起動」もできるので便利です。
ただし、ご利用には「インターネット環境」が必須となりますので、事前の準備が必要になります。
初期費用 | 15,800円(公式サイトでの価格) |
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月額料金 | 0円 |
まとめ|見守りカメラは「会話機能」が搭載されているものがおすすめ
本記事では、高齢者向け見守りカメラの「会話機能」とはどのようなものなのか、会話機能付きのおすすめ見守りカメラ3選について詳しく解説してきました。
離れて暮らす親御さんの様子が心配になったら、見守りサービスの導入を検討しますよね。
中でも、カメラタイプは「もしも」のときに適切な対応ができるのでおすすめ!
しかし、会話機能が搭載されていなければ、見守り機能の効果を十分に発揮することはできません。
また「声かけ機能」だけでは、見守る側のご家族に親御さんの声が聞こえないため、緊急時に迅速な対応を取ることは難しくなります。
見守りカメラを選ぶときには、できるだけ「双方向会話機能」や「通話機能」が搭載されているタイプのものを選びましょう。事前にしっかりと準備をしておけば、万が一の時に備えることができます。
最後までお読みいただきありがとうございました。以上、参考になると幸いです。