高齢者の認知症患者数は年々増加の一途を辿り、2040年には584万人にもなると予想されています。
離れて暮らすご家族のことやご自分の将来などに不安を感じてらっしゃる方は多いかもしれません。
親御さんの認知機能の低下に早い段階で気付けるよう、認知症への理解を深めておくことが大切です。
ここでは、8種類の認知症の特徴と発症リスクの高い生活習慣、そして効果的な予防法について解説します。
さらに、認知症かも知れないと思われる高齢者に対して、ご家族がどう向き合えばよいかの具体的な対策も紹介します。
ぜひ最後までお読みいただき、認知症への理解を深めてください。
認知症8種類の特徴を一覧表で比較
認知症というと、真っ先にアルツハイマー病という病名が浮かびます。
なにしろ認知症発症の70%近くを占めるわけですから、認知症=アルツハイマー病と思うのも無理はありません。
しかし「認知症」とは、病名ではなく症状が継続している状態を指した呼称です。
たとえば、アルツハイマー病が原因ならアルツハイマー型認知症、アルコール依存が原因ならアルコール性認知症と呼ばれます。
以下に、主な8種類の認知症の概要を示します。
種類 | 初期症状 | 特徴 | 主な症状 |
---|---|---|---|
アルツハイマー型認知症 | もの忘れ | 見当識障害記憶障害 | 高血圧や糖尿病などの生活習慣病 |
レビー小体型認知症 | 幻視・幻聴 | 幻視・幻聴パーキンソン症状65歳以上の男性に多い | 慢性的ストレス頭部への損傷 |
血管性認知症 | 部位により異なる | 記憶障害運動障害意欲低下 | 脳梗塞や脳出血・くも膜下出血による脳の破壊 |
前頭側頭型認知症 | 服装に無頓着 同じ言動や行動を繰り返す | 人格が変わる意欲が低下する制御が効かない | 前頭葉や側頭葉の萎縮 |
正常圧水頭症 | 歩き方がおかしくなる注意力散漫集中力欠如 | 70~80代に多い歩行障害うつ症状尿失禁 | 脳室の拡大による脳の圧迫 |
アルコール性認知症 | 物忘れ | 記憶障害他認知症との併発 | アルコールの大量摂取 |
神経原線維変化型老年期認知症 | 物忘れ | 90歳以上に多い記憶障害 | 海馬に神経原線維変化が溜まり脳が萎縮 |
嗜銀顆粒性認知症( しぎんかりゅうせいにんちしょう) | 物忘れ妄想怒りっぽくなる | 70~80代に多い記憶障害暴力・暴言人格の変化 | 嗜銀顆粒が脳神経細胞に蓄積して発症 |
初期症状だけでは判断できないことも多いため、それぞれの特徴も併せてチェックしてみるのがおすすめです。
4大認知症の特徴と治療法
8種類のうち、下記の4種類だけで認知症発症率の90%を超えるため、4大認知症と呼ばれています。
- アルツハイマー型認知症
- レビー小体型認知症
- 血管性認知症
- 前頭側頭型認知症
アルツハイマー病についてはよく耳にするけれども詳しい内容までは知らない、その他の認知症についてはほとんど知らないという方が多いかもしれません。
しかし、認知症予備軍を含めて1,000万人以上といわれる2020年代、身近な病気の一つとして理解を深めておく方がよいでしょう。
それぞれの特徴と治療の現状について解説します。
アルツハイマー型認知症の特徴と治療法
認知症と呼ばれるあらゆる病気の中で最も発症率が高いのがアルツハイマー型認知症です。
変性疾患という病気の一種で、細胞や組織が少しずつ死んだり脱落したりして記憶や判断力などの機能障害に陥る病気となっています。
症状の進行が遅いのが特徴で、物忘れから判断力・理解力の低下・見当識障害などの症状が顕著になり、やがて忘れていることすらわからなくなる恐れも。
また、暴言・暴力やうつ状態になることも多く、不安定な状態が持続します。
治療に関しては抗認知症薬の有用性が実証され始めてはいますが、高血圧などの生活習慣病から発症する傾向があり、早期発見による生活習慣の改善が重要といえるでしょう。
レビー小体型認知症の特徴と治療法
レビー小体型認知症もアルツハイマー型と同じく変性疾患に分類されます。
脳にレビー小体と呼ばれるタンパク質が蓄積し、神経細胞が損傷を受けて発症する認知症です。
レビー小体は、加齢に伴い生じやすくなる異常タンパク質であり、65歳以上の3分の1は脳にレビー小体があるといわれています。
65歳以上の「男性」に多く発症し、レビー小体の蓄積場所により異なる症状が現れるのが特徴。
他の認知症のような脳の萎縮はなく、幻視・幻聴やうつ症状の他、筋肉が固くなり動きが緩慢になるパーキンソン病の症状がみられます。
現時点で根本的な治療法はありませんが、有酸素運動や体操などのリハビリが効果的。
治療技術のいっそうの進歩が待たれるところです。
血管性認知症の特徴と治療法
血管性認知症は、脳梗塞や脳出血、くも膜下出血など脳の組織が破壊されて発症します。
破壊された部位によって症状が異なり、別名「まだら認知症」とも呼ばれることも。
アルツハイマー型認知症に次いで、発症率の高い認知症です。
物忘れと見当識障害を中心に、手足の痺れ・歩行障害、抑うつ症など症状は多岐にわたります。
こちらも根本的な治療はまだ開発されていませんが、血圧のコントロールや生活習慣の見直しによって進行を遅らせることは可能。
食生活の改善や運動量を増やすなどの対策により、破壊された脳の機能が別の脳の部位によって、カバーできるケースもあるでしょう。
前頭側頭型認知症の特徴と治療法
前頭側頭型認知症は脳の前頭葉や側頭葉が萎縮して発症する認知症です。
他の認知症のような物忘れの症状はみられず、行動や性格が大きく変化してしまうのが特徴のひとつ。
万引き行為や信号無視など、社会性に欠けた行動や軽犯罪を犯すこともあり、日常的にトラブルが発生しやすくなってしまうでしょう。
こうした行為は、前頭葉の萎縮により、行動や感情をコントロールできなくなることによって引き起こされます。
根本的な治療法はなく、進行を抑える薬も開発されていないため、生活環境の整備や家族のケアによって症状を抑えることが中心です。
症状によっては、抗精神病薬の投与や一時入院も検討されます。
4大認知症以外の認知症の特徴と治療法
8種類の認知症のうちの4大認知症を除いた4種類が以下です。
- 正常圧水頭症
- アルコール性認知症
- 神経原線維変化型老年期認知症
- 嗜銀顆粒性認知症( しぎんかりゅうせいにんちしょう)
これらを認知症と分類しない見解もありますが、認知症を誘発する代表的な病気としてカテゴライズさせていただきました。
それぞれの特徴と治療法の現状を解説します。
正常圧水頭症
正常圧水頭症は、脳を保護する脳脊髄液(のうせきずいえき)が過剰に溜り、脳が圧迫されて発症します。
脳脊髄液の溜まる原因は解明されていませんが、くも膜下出血や脳髄炎の後遺症として発症することも。
特徴的な症状は、ガニ股やすり足などの歩行障害、その他集中力の欠如や注意力散漫・尿失禁の多発などさまざまです。
治療法は確立され、髄液シャント手術という脳外科手術により溜まった脳脊髄液を吸収することにより症状は治まります。
ただし、合併症などのリスクもあるため、超高齢の方や他の病気を伴う方の場合は手術を見送ることも少なくありません。
正常圧水頭症は、早期発見と早期治療が何より重要視される病気です。
アルコール性認知症
アルコール性認知症はアルコールの大量摂取を原因とする認知症です。
アルコールの大量摂取により、脳梗塞などの脳血管障害やビタミンB1欠乏の栄養障害を引き起こし、その結果発症するとされています。
アルコールを飲み過ぎただけでも脳は委縮するという説もあり、若い人の発症が多いのが特徴です。
症状はアルコール依存症に似て、ふらつきや感情の抑制が効かないなどの症状も。
また、記憶障害や見当識障害も起こりやすくなります。
お酒を断つことで症状が改善される可能性はありますが、他の認知症と併発してしまう可能性も多いため、注意しなければなりません。
そうした場合は、進行を遅らせる治療だけになってしまいます。
神経原線維変化型老年期認知症
神経原線維変化型老年期認知症は、脳の海馬に神経原線維変化(リン酸化タウタンパク質)が溜まり、脳が萎縮することによって発症する認知症です。
90歳以上での発症が多く、記憶障害以外の症状はほぼみられないことから「認知症」と診断されないケースも。
また、記憶障害がゆっくり進行していくため「アルツハイマー型認知症」と誤診されがちですが、アルツハイマー型のように重症化することはありません。
抗認知症薬による治療も実施されていますが、後期高齢者の方への薬物治療は副作用が懸念されます。
嗜銀顆粒性認知症( しぎんかりゅうせいにんちしょう)
嗜銀顆粒と呼ばれる物質が脳神経細胞に蓄積して発症する認知症です。
70〜80代での発症が多く、記憶障害や妄想の他、不機嫌・暴力・暴言といった性格的な症状が目立ちます。
こうした症状からアルツハイマー型と混同されがちですが、嗜銀顆粒性認知症の場合、性格の変化や人格障害が強く、些細なことで暴力を振るうようになることも。
嗜銀顆粒性認知症には有効な治療法が確立されておらず、アルツハイマー型と同じ治療で様子を診ているのが現状です。
【種類別】認知症の特徴からみる発症のチェックリスト
認知症は種類によって特徴がありますが、共通する症状も少なくありません。
そうした症状をもとに作成されたのが認知症の自己診断チェックリストです。
認知症の受診を嫌がる高齢者が少なくないため、すでにあらゆる場面で活用されています。
多くの高齢者施設で導入されている「大友式認知症予測チェックリスト」と「初期症状によるチェックリスト」を紹介します。
大友式認知症予測チェックリストとは
大友式認知症予測チェックリストとは、公益社団法人認知症予防財団の作成した認知症のチェックリストです。
以下、10項目の質問への回答点数の合計によって大まかな自己診断ができます。
質問 | 回答ほとんどない:0点/ときどきある:1点/頻繁にある:2点 |
同じ話を無意識に繰り返す | |
知っている人の名前が思い出せない | |
物のしまい場所を忘れる | |
漢字を忘れる | |
今しようとしていることを忘れる | |
器具の説明書を読むのを面倒がる | |
理由もないのに気がふさぐ | |
身だしなみに無関心である | |
外出をおっくうがる | |
物(財布など)が見当たらないことを他人のせいにする | |
合計点数 | 点 |
合計点数が8点以下なら正常、9〜13点は要注意状態です。
14点以上であれば、認知症の初期症状の可能性が疑われます。
すみやかな対策をとるのがおすすめです。
また、合計点が低くても、一つの項目の頻度が高すぎるなど気になる場合は、周囲へ相談したり見守りサービスを導入したりして経過を見守ることをおすすめします。
初期症状によるチェックリスト
認知症の初期症状によって、発症の可能性や発症リスクの高い認知症の種類をある程度予測することができます。
以下の5つのリストへの該当が多い場合は、経過観察や医療機関での受診が望まれます。
初期症状 | 日常でみられる行動 | 想定される認知症 |
---|---|---|
記憶障害 | 同じ行動を繰り返す同じものを買う 忘れていることすら忘れている | アルツハイマー型認知症 血管性認知症 アルコール性認知症 前頭側頭型認知症 神経原線維変化型老年期認知症 嗜銀顆粒性認知症 |
見当識障害 | 今日がいつかわからない 通い慣れた道なのに迷う | アルツハイマー型認知症 |
理解力・判断力低下 | テレビの内容がわからない コミュニケーションが取れない 車の運転ミスが増えた | アルツハイマー型認知症 血管性認知症 |
実行機能障害 | 突然料理の味付けが変わった 家電製品の使い方がわからない 同時進行の作業ができない | 血管性認知症 レビー小体型認知症 正常圧水頭症 |
人格障害 | 怒りっぽくなった 頑固になった ふさぎ込みがち 何事も億劫になる | 前頭側頭型認知症 正常圧水頭症嗜銀顆粒性認知症 |
認知症の発症リスクを左右する3つの生活習慣
認知症の主な発症要因として高血圧や糖尿病などの生活習慣病があります。
とすると、生活習慣を見直せば認知症の発症リスクは抑えられることになります。
見直したい生活習慣の中で、もっとも認知症発症に関係するといわれているのが以下の3つです。
- 歯の手入れがおろそかになっている
- 夜更かししたり寝すぎたりする
- 水回りがカビだらけになっている
それぞれの根拠について解説します。
歯の手入れがおろそかになっている
東北大大学院の研究グループによる調査では「脳が健康な人」の歯が平均14.9本、「認知症の疑い」と診断された人の歯は9.4本でした。
また、アルツハイマー型認知症の高齢者の歯の本数は、健康な高齢者の3分の1という調査データもあります。
2019年には、アルツハイマー病患者の脳からジンジバリス菌という歯周病菌の痕跡が確認された経緯も。
脳と歯の密接な関係、認知症発症と毎日の歯のお手入れとの関係を疑う余地はありません。
ご自分の歯はもちろん、離れて暮らすご家族の歯のお手入れについても注意しておきましょう。
夜更かししたり寝すぎたりする
睡眠と認知症の関係についてもさまざまなデータがあります。
スウェーデンのウプサラ大学による調査では、睡眠に何らかの問題があると答えた人の認知症発症率は33%、アルツハイマー病に至っては51%にもなりました。
また、毎日の睡眠が6時間以下の人はアルツハイマー病のリスクが30%上がり、9時間以上の睡眠では逆に認知症リスクが上がるといわれています。
つまり、睡眠時間は7〜8時間がベストということですね。
昼寝に関しては、30分程度なら認知症リスクを80%下げられますが、1時間以上昼寝すると40%高まるという報告があります。
これは、夜の睡眠の質に関係するようです。
不規則な生活はもちろんのこと、浅い睡眠はかえって脳を疲れさせてしまいます。
夜にぐっすり眠れるような生活サイクルを心掛けましょう。
水回りがカビだらけになっている
水と栄養さえあればどこにでも繁殖するカビは、空気中から人間の体の中に入ってくることもしばしばです。
人間の体内に入ったカビは、喘息などのアレルギー症状を引き起こす他、肺や脳で増殖することがあります。
この「カビ」によって、認知症の発症につながる可能性も。
ご自宅はもちろん、離れて暮らす高齢者のご家族の台所やお風呂場、トイレの水回りは大丈夫でしょうか?
毎日の掃除を生活習慣の一つとして、清潔な住環境を整えておくことが大切です。
高齢の家族に認知症の兆候がみられる場合にやるべきこと
家族に認知症の兆候がみられたら、すみやかに専門病院で検査・診断してもらうことが大切です。
認知症は、初期段階の治療が重要なポイントとなります。
しかし「どこへ相談すれば良いのか」「何科で受診すればよい?」など、お悩みの方も多いでしょう。
万が一、認知症の初期症状に気づいたときには、以下の4つを参考にしてみてください。
- 地域包括支援センターへの相談
- 物忘れ外来や老人科などの受診
- 運動や脳トレを促し、生活習慣を見直してもらう
- 見守りサービスを導入する
それぞれについて解説します。
地域包括支援センターへの相談
地域包括支援センターとは、介護保険法で定められた高齢者のための総合的な相談窓口です。
高齢のご家族に認知症の疑いがある場合、または医療機関の受診を嫌がる場合など気軽に相談できるのも魅力。
地域によっては「包括センター」「高齢者支援センター」とも呼ばれ、高齢者の健康に欠かせない医療・福祉案内や要支援・要介護認定の手続きなど、さまざまな相談に乗ってくれます。
65歳以上の方なら誰でも利用できますが、離れて暮らすご家族が利用する場合、対象となる高齢者の住む地域を管轄する「地域包括支援センター」へ相談しなければなりません。
物忘れ外来や老人科などの受診
認知症の相談や診断は、主に精神科・脳神経内科、心療内科と呼ばれる診療科で行われます。
このような「専門病院」への受診に抵抗がある方が多いため、一般の病院でも「もの忘れ外来」や「老人科」という窓口を設置し、認知症かも知れない当人だけでなく家族からの相談も受け付けているのが特徴。
その他、老年科・老年内科・高齢診療科・老年病科など、病院によって呼び名は異なりますが、認知症の相談に乗ってくれる診療科は少なくありません。
近隣にこうした病院がある場合、ぜひ相談してみましょう。
運動や脳トレを促し、生活習慣を見直してもらう
高齢者のご家族に認知症の兆候がある場合、医療機関への相談と並行して、生活習慣を見直す必要があります。
先に挙げた発症リスクを左右する3つの生活習慣(歯の手入れ・睡眠の質・水回りの清潔)に留意することはもちろん、適度な運動や脳トレの実践を促して日常を活性化させることが大切です。
脳トレが認知機能の衰えを抑制し適度に運動することで、食事もおいしくなり、ぐっすり眠れるはず。
毎日の散歩は、近隣との触れ合いや季節の変化への気付きなど新鮮な体験に満ちているため、脳が活性化されるでしょう。
見守りサービスを上手に活用することで、親御さんも、安全で快適な毎日を過ごすことができますね。
高齢者におすすめの運動メニューや脳トレにつきましては、下記の記事を参考にしてみてください!
見守りサービスを導入する
見守りサービスの導入は、認知症かも知れないご家族の生活を遠方からでも見守れるメリットがあります。
日常生活をしっかり管理できるため症状の進行を抑制できると共に、小さな変化に気づきやすく症状の進行状況をリアルタイムで把握できるのがポイント。
多種多様なサービスが展開されているため、症状に応じた選択や機能の追加が可能です。
たとえば認知症予備軍と呼ばれる軽度の方なら「みまもりCUBE」のような簡易カメラによる見守りがおすすめ!
長時間の外出が困難な段階なら家全体で見守るトータルホームセキュリティ型の「MANOMA」があります。詳しくは、下記の記事からチェックしてみてください。
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MANOMAその他にも、毎日の脳トレや体操を促す機器・散歩の経路を追跡調査もできるGPSなど、選択肢は豊富です。
高齢者の一人暮らしの多い昨今、見守りサービスは生活に欠かせないサービスとなりつつあります。
認知症の発症を予防し進行を遅らせる具体的な方法
認知症の予防と症状の進行を遅らせる具体的な方法とは、運動や脳トレによる適度な刺激、そして何より規則正しい生活を送ることです。
ここでは、運動や脳トレ、生活習慣の管理をサポートし、認知症予防効果が高いとされる見守りサービス「ミマモルGPS」「アイシル」を紹介します。
GPSウォーキングで安心健康づくり~ミマモルGPS
認知症予防効果はもちろん、毎日の健康づくりに欠かせないのが散歩です。
その散歩を遠隔地からでも見守れるのが「ミマモルGPS」です。
日本のどこにいても10秒でわかるという高精度、追跡調査もできるので散歩中にもし道に迷っても安心です。
高齢者向けの端末専用ウォーキングシューズも市販されているので、併せての利用で快適に散歩を楽しめます。
小さな変化に気づき脳トレ・体操促し~アイシル
数多い見守りサービスの中で唯一、認知症に関する機能で特許を取得しているのが「アイシル」です。
「認知症初期段階見極めシステム」という機能により、毎日の生活リズムを確認し、過去データと比較することで認知機能低下を早期発見!
また、認知症予防に効果的な「脳トレ」と「体操」を促す声かけ機能もあり、多方面から認知症の発症と症状の進行を抑制します。
「アイシル」は、認知症対策の機能が充実したおすすめの見守りサービスです。
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アイシルまとめ|認知症の種類と特徴を理解し見守りサービスで生活習慣を整えよう
4大認知症を始めとした8種類の認知症、それぞれに特徴や治療法は異なりますが、共通する症状として物忘れ・判断力低下がありましたね。
これらの症状は加齢による衰えと見分けにくいため、日常生活で認知症発症に気づくのは簡単ではありません。
このような問題を解決するために、さまざまな形での見守りサービスが展開されています。
徘徊防止のGPSや簡易カメラによる見守り、あるいは生活習慣にスポットを当てたサービスもあり、認知症予防効果が期待されています。
親御さんと離れて暮らしているご家族にとっては、心強いでしょう。
今後もさまざまな見守りサービスが展開され、開発が進むことは間違いありません。
超高齢化社会、人生100年時代といわれて久しい時間が過ぎました。
生活習慣を整えて認知症を予防し、発症した場合でも緩やかに付き合いながら、より長く人生を楽しみましょう。