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一人暮らしの高齢者が認知症になったら?注意点やおすすめの見守りサービスを紹介

一人暮らし 認知症 おすすめ 見守りサービス
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離れて暮らす親に「認知症」の症状が現れたら、あなたはどうするでしょうか。

一人暮らしの高齢者の数は年々増加しており、2024年現在では「約3人に1人」、2050年には「約2人に1人(44%強)」が独居老人になるという統計が出されています。

初期症状は、些細な物忘れや判断力の低下など、日常生活に大きな影響を及ぼすものではありません。

しかし、場合によっては、症状が一気に進んでしまうケースも。

離れて暮らす大切な親御さんに「見守りサービス」を検討する方も多いはずです。

そこで本記事では、認知症の初期症状や注意点・おすすめの見守りサービスについて解説していきます。

一人暮らしの親御さんと「最近、話が噛み合わなくなってきた」「認知機能が低下しているのでは?」とお悩みの方の、参考になると幸いです。

目次

高齢者における認知症の初期症状は?

高齢者の認知症は「早めの気づき」が非常に大切です。

一人暮らしの親御さんと、密に連絡を取り合うことが早期発見の近道となります。

人によって症状は異なりますが、主に次のような症状が現れた場合、認知症が始まるサインかもしれません。

高齢者の認知症「主な初期症状」
  • 物忘れが多くなる
  • 判断力が低下する
  • 日時や時間がわからなくなる
  • 性格や人柄が変わる

それぞれの具体例についてチェックしてみましょう。

物忘れが多くなる

一言で「物忘れ」といっても、その症状はさまざまです。

何気なく過ごしていると、見過ごしてしまうこともありますので、注意深く親御さんの話に耳を傾けることがポイント。

例えば「人の名前」を覚えるのが苦手になります。電話がかかってきた場合、普通に会話することは可能です。しかし、そのあとすぐに「誰だったかしら?」なんてことが増えているかもしれません。

また、薬の飲み忘れが増えるのも認知症のサインです。反対に、今さっき薬を服用したばかりなのに、すぐに忘れて何度も飲もうとします。

それに伴って、何度も同じ会話ばかりするようにるのは、典型的な認知症の初期症状と言えるでしょう。

判断力が低下する

判断力の低下も、認知症の代表的な特徴です。

具体例として、テレビや新聞の内容が理解できなくなったり、今まで何度も作っていた料理の作り方がわからなくなってしまいます。

更には、挑戦する意欲が低下し、新しい物事を覚えられなくなってしまうことも。

一人暮らしの場合、その様子に気づいてあげるのは難しいかもしれません。

少しでも「前と違うな」と感じたときには、早めに話し合いの場を持ちましょう。

日時や時間・場所がわからなくなる

3つ目のサインは、日時や時間・場所などがわからなくなることです。

日にちや曜日の感覚がなくなるので、ゴミの出し忘れや病院の予約も忘れがちに。

友人の約束も、場所や時間がわからなくなってしまいます。

また、住み慣れた自宅の場所を思い出すことができず、帰宅できない場合もありますので注意しなければなりません。

性格や人柄が変わる

性格や人柄がガラッと変わったときは、認知症を知らせる合図かもしれません。

優しかった親御さんが、突然人の気持ちを考えないような発言をしたり、場の空気を乱すようなことを口にするようになったら要注意。

それだけでなく、責任逃れをしたり(自分の失敗を他人のせいにする)頑固な一面を覗かせるというケースも目に付くようになるでしょう。

一人暮らしの親が認知症になったときの注意点

「もしかしたら、認知機能が低下してるんじゃないかな?」「認知症の初期症状があったときには、どのような対応を取ればよいのだろう」とお悩みの方も多いかもしれません。

一人で暮らす親御さんが認知症の症状を発症してしまった際に、注意すべきポイントを5つ紹介していきます。

資産状況をしっかりと把握しておく

注意点の1つ目は、資産状況の把握や整理です。「お金のことは、身内でも話しづらい」と感じてしまうかもしれませんが、後回しにしてしまうと手遅れになる可能性もあります。

認知症の症状には記憶力の低下や判断能力の低下があるため、銀行口座の暗証番号を忘れてしまったり、クレジットカードを持っている場合は必要ないものを大量購入してしまうことも。

最悪の場合、銀行口座が凍結されることになったり、クレジットカードを止められてしまうケースもあります。

認知症の症状に気づいたときは一刻も早く、ご家族が親御さんの資産の管理を引き受けるようにしましょう。

認知症の検査は受けるべき

「年齢的にも認知症だな」「これだけ忘れっぽくなったということは、認知症で間違いないだろう」と自己判断し、検査を受けない場合も多いはずです。

しかし、しっかりと検査を受け「認知症である」と診断された際には、要介護認定の申請が可能。

要介護認定には、さまざまな介護サービスを受けられるようになるだけでなく、費用の負担も軽減されるというメリットがあります。

家族だけで判断せずに、かかりつけの病院などで、早めに検査してもらいましょう。

否定したり怒ったりしない

「以前はできていたのに、できなくなる」「話のつじつまが合わない」「何度言っても理解してもらえない」などの状況が続くと、見守る側もストレスを感じて、否定したり怒ってしまうことがあるはずです。

元気だった親が認知症になってしまうショックや、自分自身に余裕がない状態が重なると、親御さんに否定的な言葉を投げかけてしまうかもしれません。

しかし、これによって高齢者のプライドや自尊心を傷つける結果となり、自分の殻に閉じこもってしまいます。心を開いてくれなくなる可能性も。

言い方ひとつで、大きなストレスを与えてしまう場合もありますので、十分注意しましょう。

金銭トラブルに気をつける

一人暮らしの親御さんの認知機能が低下してきた際には、金銭トラブルに注意が必要です。

悪質な訪問販売や電話勧誘があった場合、それを「悪質」とは感じられずに契約してしまうケースも珍しくありません。

帰省した際に「見たことのない品物が山積みになっている!」なんてことも。

また、テレビショッピングや通販サイトなどで、必要のない商品を大量に購入してしまうといった事例も多く見られます。

認知症が気になりだした時には、銀行や保険会社でで「代理人制度」に登録したり、ケアマネジャーと相談の機会を設けるなどの対策を取りましょう。

ご近所トラブルに気をつける

一人暮らしの高齢者が認知症になってしまった場合、ご近所トラブルにも気をつけなければなりません。

認知症の症状のひとつに「徘徊」の問題があります。

夜中の徘徊で、道に迷ったり、他人の家に入っていく可能性もゼロではないのです。

また、町内会の集まりやご近所さんとの約束も、ついうっかり忘れてしまうことが多くなります。

ご近所さんが「認知症」の事実を知らなければ、大きなトラブルへと発展してしまう場合もありますので、事前に相談しておくことがおすすめです。

【一人暮らし】認知症におすすめの見守りサービス5選

ここからは、認知症におすすめの見守りサービス5選を紹介していきます。一人暮らしの場合でも、見守りサービスを上手に活用することで、乗り切ることも可能です。

ぜひ、自分たちに合ったサービスを見つけてくださいね。

MANOMA(マノマ)

引用元:MANOMA公式サイト

一人暮らしの親御さんの認知症が気になりだした時には、SONYが提供している見守りサービス「MANOMA(マノマ)」がおすすめです。

「生活リズムを把握したい」「玄関の戸締りや、エアコンのON/OFFを遠隔操作できるサービスはない?」とお悩みの方に最適!

認知機能が低下してきたときには、日常生活のさまざまなことが気になります。

  • 薬は決まった回数飲めているか?
  • 訪問販売や電話勧誘を受けていないか?
  • 体調を崩していないか?

など、以前は気にならなかった些細なことも不安の種に。

MANOMA(マノマ)は、そんな不安を大幅に軽減してくれる見守りカメラです。

普段の生活導線に「開閉センサー」を設置しておくことで、親が毎日どのような暮らしを送っているのかを把握することができます。トイレのドアにセンサーを設置しておけば、センサーが作動したと同時に、見守る側に通知が届く仕組みです。これで、安否確認もバッチリ!

また、室内カメラを通して「声掛け」も可能ですので、日頃からコミュニケーションを取ることができます。リアルタイムで状況を確認できますので、いざという時にも対応できるでしょう。

スマート家電リモコンを操作すれば、暑い夏の日にエアコンを付けてあげたり、玄関の施錠を忘れている際にはロックすることもできます。

認知症の初期症状があっても、MANOMA(マノマ)の見守りサービスがあれば離れた場所からでも最大限のサポートが可能です。

初期費用1,650円(初月料金)
月額料金2,178円(2ヵ月目~6ヵ月目)
3,278円(7ヵ月目以降)
※2024年5月現在のキャンペーン料金
オプション・セコム駆け付けサポート:1回/5,500円
・スマート家電リモコン:1台追加/220円
・Qrio Lock(玄関のスマートロック):1台追加/660円
・Qrio Hub(遠隔操作を可能にする):1台追加/220円

これだけの安心サービスが揃っていて、月額料金が格安な点も大きな魅力と言えます。

自宅にWi-Fiがない場合には、MANOMAが月額2,200円で提供してくれますので安心ですね。

詳細は、MANOMAの口コミ評判を徹底解説|特徴や料金プランも紹介!で解説していますのでチェックしてみてください。

\ 充実したサポートサービスで安心利用が可! /

MANOMA

アイシル

引用元:アイシル公式サイト

アイシルは、認知症の早期発見が可能になる見守りサービスです。

それだけでなく、認知症の発症や進行を遅らせてくれる機能も搭載されているのが魅力!「認知症初期段階見極めシステム」として特許を取得している、信頼のおけるサービスになっています。

高齢者が本体に付属されているボタンを押すことによって、見守る側は生活リズムの把握が可能。アイシル独自の4つのセンサーで、見守る側・見守られる側の安心安全な生活が実現します。

食事管理や薬の服用管理・室温の管理も万全です。

緊急ボタンもついているため、異常時や非常事態の際には、すぐに家族や介護職員などに連絡が来るので安心。アイシルがあれば、いち早く認知機能の低下に気づくことができるでしょう。

初期費用21,780円(アイシル単体モデル)
月額料金2,178円

「アイシルの特徴についてもっと詳しく知りたい」という方は、見守りサービス「アイシル」の口コミ評判|認知症対策にもなるって本当?の記事をご確認ください!

\ 認知機能低下の早期の気づき支援機能を搭載 /

アイシル

ALSOK(アルソック)みまもりサポート

ALSOK 見守りサービス 認知症 一人暮らし
引用元:ALSOK公式サイト

ALSOKみまもりサポートは、24時間365日駆け付けサービスがついているので、もしもの時に頼りになります。緊急ボタンはもちろん、相談ボタンも付属されているので、体調が気になったときなどにいつでも相談できるのが嬉しいですね。

オプションサービスが充実しているので、必要なものを選択してカスタマイズできるのもポイント。

ALSOKのみまもりサポートには、認知症が心配になったときに「あると嬉しいサービス」が揃っています。

また、料金タイプも3種類から選べるので、初期費用や月額料金を考慮しながら自分に合った支払い方法を見つけられます。

初期費用お買い上げプラン:70,565円
レンタルプラン:13,365円
ゼロスタートプラン:0円
月額料金お買い上げプラン:1,870円
レンタルプラン:2,838円
ゼロスタートプラン:3,069円
オプション<ペンダント型緊急ボタン>
お買い上げ:11,429円(1回のみ)
レンタル・ゼロスタート:198円/月
<みまもり情報提供サービス>
お買い上げ:36,520円(機器費用)3,300円(工事費用)550円/月
レンタル:3,300円(工事費用)1,177円/月
ゼロスタート:1,232円/月
<ライフリズム監視サービス>
お買い上げ:15,620円(機器費用)5,280円(工事費用)330円/月
レンタル:5,280円(工事費用)594円/月
ゼロスタート:682円/月

「夜中の徘徊が心配」「何か異常があれば、すぐに駆け付けてほしい」という方に非常におすすめのサービスです。

\ まずは無料資料請求で安心情報を確認 /

アルソック

ミマモルGPS

引用元:ミマモルGPS公式サイト

「認知機能の低下で、迷子になるのが心配」「深夜に徘徊していないか気になっている」という場合には、リアルタイムで居場所を確認できる「ミマモルGPS」がおすすめです。

認知症は、住み慣れているはずの自宅さえ忘れてしまうケースがあります。リアルタイムで居場所を特定できる優れもの!

「GPSを持ち歩いていなかったらどうするの?」なんて心配も必要ありません。

ミマモルGPSは、端末が埋め込まれた「専用シューズ(別売り)」が販売されているので、外出時からの移動履歴をすべて把握できます。

もちろん、洋服のポケットやバッグに入れて持ち歩くことも可能です。

端末に異常があった場合には、見守る側に通知が届くようになっているので安心。

連携させたスマートフォンから、端末に「ブザー通知」できる機能も搭載されています。

初期費用なし
月額料金ミマモルGPS MiNi:7日レンタル 4,680円/365日レンタル 34,800円
ミマモルGPS NEXT:7日レンタル 5,480円/365日レンタル 37,800円
ミマモルGPS PRO:7日レンタル 5,980円/365日レンタル 39,800円

\ 24時間居場所がわかる! /

みまもるGPS

みまもりCUBE

引用元:みまもりCUBE公式サイト

一人暮らしの親の認知症におすすめの見守りサービス2つ目は、株式会社ラムロックの「みまもりCUBE」です。

介護に特化した「安心機能」が搭載されていますので、万が一の事態にも柔軟な対応を取ることができます。

Wi-Fiなしでもご利用いただけるため、費用面の負担も軽減。

探知機能で、起床時やドアの出入りがあった際に「画像付きメール」で知らせてもらえます。

また「いつも居るはずの場所に、一定時間居ない」といった異常を察知した場合にも、通知が来るので安心です。

会話機能もあるので、大切なご家族を身近に感じることができます。

初期費用3,850円
月額料金5,390円(ライトプラン)
5,940円(大容量プラン)
オプション探知機能:1,100円

みまもりCUBEは、介護保険給付対象の商材もあるので便利です。

詳細は、みまもりCUBEの口コミ評判は?特徴や費用について徹底解説!で詳しく解説しています。気になった方は、ぜひ覗いてみてください。

まとめ|一人暮らしの親が認知症になったら見守りサービスの検討を!

本記事では、認知症の初期症状や注意点・一人暮らしの親御さんにおすすめの見守りサービス5選について解説してきました。

認知症は「早めの気づき」が大切です。見守りサービスの中には、認知症対策に効果的なものありますので、検討してみると良いでしょう。

認知症の一人暮らしは「危険」と隣り合わせです。しかし、事前に対策できることも多いので、ご家庭でしっかりと話し合いの場を設けるようにしてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。以上、参考になると幸いです。

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