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高齢者の見守りサービス全5種類|タイプ別おすすめと最適を見つける方法

高齢者 見守りサービス おすすめ
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高齢の親と離れて暮らしていると、不安が尽きないという方も多いのではないでしょうか?

今は元気でも明日にはどうなっているかわからないし、音信不通になっただけでも、寝込んでいるのではないかと気が気ではありません。

こうした不安を解消するために見守りサービスがあります。

とはいえ、高齢者の見守りサービスは種類が多く、どれを選べばよいか迷ってしまいますね。

本記事は、そんなお悩みをお持ちの方への高齢者見守りサービス特集記事です。

高齢者の見守りサービスをタイプ別に比較解説し、それぞれの適性に言及します。

また具体的なサービスの概要も紹介しているので、ご自分のご家族にどのような見守りサービスが最適かがわかります。

どうぞ本記事を、ご家族の見守りサービス選びにお役立てください。

目次

高齢者の見守りサービスは5つのタイプに分けられる 

高齢者の見守りサービスは5つのタイプに分けられます。

企業や自治体のスタッフが高齢者を訪ねる「訪問型サービス」また、カメラやセンサーなどの機器を設置して状況を把握する「機器設置型サービス」の4種類があります。

具体的には、下記の通りです。

  1. GPS型
  2. カメラ型
  3. センサー型
  4. 訪問型
  5. ホームセキュリティー型

訪問型見回りを月1回程度の定期訪問と、宅配とセットになった訪問に分けることもありますが、ここでは一括りにして5種類とさせていただきました。

それぞれの特徴を解説します。

GPS型

GPS型の見守りサービスは位置情報に特化したサービスです。

見守られる高齢者の方にGPS端末を常備してもらい、遠くに住むご家族へ位置情報が提供されます。

位置情報を連続で取得し、行動履歴や移動経路をリアルタイムで確認できます。(後から「データ」で確認も可能)

この機能を活用すれば、いつもと違う時間の外出や通常のルートでない散歩などの異変に、スムーズな対応が可能です。

徘徊や誘拐などのトラブルを未然に防ぐことができるでしょう。

キーホルダー型や万歩計に内蔵されたもの、ウォーキングシューズに取り付けられるもの、アップルウォッチのような腕時計感覚で携帯できるものなど、さまざまなアイテムが市販されています。

シンプルな機能で違和感なく携行できるため、それまで見守りを嫌がっていた高齢者の方にも受け入れやすい見守りサービスです。

カメラ型

カメラによる見守りは、高齢者の生活の様子をリアルに観察できるため、離れて暮らすご家族にとっては安心できる見守りサービスです。

多くの種類が販売され、ネット環境がなくても利用できるサービスもあります。

その他、センサー付きでカメラに映らない不測の事態に備えられるタイプ、温度センサー機能による熱中症予防、会話機能による安否確認ができるタイプなどさまざまです。

見守る範囲は室内に限定されますが、大がかりな設置工事を必要としないため費用も安く済みます。

こちらも、導入のハードルは低い方ですね。

ただし、セキュリティ会社によるカメラ型見守りサービスは比較的高額となっています。

もちろん充実した機能を備えているので、24時間365日体制で高齢者の異変に駆けつけるオプションなど、安心感もはるかに大きくなるでしょう。

センサー型

センサー型見守りサービスは、トイレやお風呂、居間など毎日使う生活空間に設置して高齢者の生活状況を把握するシステムです。

毎日使うはずの場所でセンサーに反応がなければ「異常」と検知し、家族へ通知されたり、スタッフが駆けつけたりします。

また、見守られている高齢者からの緊急呼びかけも対応してくれるなどの、多彩な機能を備えています。

その一方、センサーの設置箇所や数により情報量が左右され、トラブルの経緯がわかりにくいなどのデメリットも。

カメラ型見守りのように映像でないためプライバシーに配慮できる点、生活要所での24時間365日の見守りが可能な点は大きな魅力でしょう。

訪問型

訪問型見守りサービスは、地域の自治体が支援するサービスと、民間企業のスタッフが高齢者宅を定期的に訪問して安否を確認する2つのタイプに分けられます。

自治体による見守りサービスは民生委員と近隣住民との連携によって行われるため専門性に長け、細やかな情報共有が可能です。

地域の情報提供や健康相談など訪問時の会話は、一人暮らしの高齢者にとって大きな楽しみとなるでしょう。

その一方で、訪問の頻度が少なかったり、近隣住民との関係性が悪化したりのリスクもあります。

企業による訪問型見回りサービスは配達がてらの訪問が多く、ヤクルトレディ、弁当宅配などがほぼ毎日訪問します。

専門性には劣りますが、毎日2回の訪問があれば、もはや他人とは呼べないほど親しくなれそうです。

どちらにしても、訪問型見回りサービスは安否確認だけでなく、高齢者の孤独解消にも大きな効果を発揮するでしょう。

ホームセキュリティー型

ホームセキュリティ型見回りは、センサーやカメラが家電製品や室内の至る所に設置され家全体で複合的に高齢者の生活を見守るサービスです。

テレビや冷蔵庫・電気ポット・掃除機・照明などにlot機器を取り付け、基本的には使用したタイミングで家族に通知されます。

生活そのものをさまざまな面から見守るため、小さな変化に気づきやすく、迅速に対応できます。

防犯機能も充実しており、緊急時にはいち早くセキュリティスタッフが駆けつけてくれるなど、遠方に住むご家族にとって魅力的なサービスです。

これまでの生活スタイルを変えずに導入できるため、見守られる高齢者の方も受け入れやすいでしょう。

高齢者の見守りサービス5種類の一覧比較表

ここでは5種類の高齢者見守りサービスのメリット・デメリットと費用相場、そしてどのような方が向いているかの適性について紹介します。

下記一覧表を、高齢者の見守りサービス選びの判断材料の一つとしていただければ幸いです。

スクロールできます
見守りサービスの種類メリットデメリット費用の相場適正
GPS型携帯が容易
違和感なく受け入れられる
外出のみに限定される
健康状態まではわからない
本体5,000円~
月額500円~
見守られることに抵抗のある方
比較的元気な方
徘徊の可能性のある方
カメラ型設置が容易
介護保険を利用できる
監視されているような圧迫感がある
通信環境とカメラの性能に左右される
初回契約料50,000円~
月額8,000円~
カメラが気にならない方
見守られることで安心する方
センサー型プライバシーが守られる
異変の早期発見がしやすい
具体的な様子がわからない
センサーの範囲外のトラブルを検知できない
初回契約料15,000円~
月額3,000円~
屋内での時間が長い方
生活サイクルがほぼ変わらない方
訪問型会話と顔色で実態を把握しやすい
地域情報を共有できる
犯罪防止効果がある
孤独が解消される
エリアが限定される
スタッフとの相性がある
緊急時に対応できない
郵便局は月1回30分の訪問で2,500円
弁当宅配の場合は、食事代に含まれ月額2~3万円
外出が困難な方
料理や買い物が難しい方
孤立しがちな方
ホームセキュリティー型小さな変化に気づきやすい
空き巣や火災など家のトラブルにも対応する
警備員が駆け付けてくれる
料金が高い
屋外での見守りができない
初期費用0円から数十万円まで幅広い
月額3,000円~
屋内での時間が長い方
安心したい方
家族がすぐに駆け付けられない遠方に住んでいる方

高齢者の見守りサービス|5つのタイプ別おすすめを紹介

ここでは、高齢者の見守りサービスのおすすめ商品を紹介します。

5つのタイプ別に、代表的な人気商品を揃えました。

おすすめの見守りサービス5選
  • GPS型おすすめ~ミマモルGPS
  • カメラ型おすすめ~みまもるCUBE
  • センサー型おすすめ~アイシル
  • 訪問型おすすめ~宅配cook123
  • ホームセキュリティー型おすすめ~MANOMA

それぞれについて解説します。

GPS型おすすめ|ミマモルGPS

ミマモルGPS 高齢者 一人暮らし
引用元:ミマモルGPS公式サイト

ミマモルGPSは「日本のどこにいても10秒でわかる」をキャッチフレーズとした見守りGPSサービスです。

精度の高いGPS機能を備え、10秒ごとに位置情報を記録、カーナビのようにリアルタイム表示されるため追跡調査も可能です。

また、振動や衝撃に対する通報装置もあり、散歩中の転倒や事故などのトラブルもいち早く知ることができます。

手のひらサイズでマグネットが付いているため、自転車等への取り付けも簡単です。

また、高齢者向けのウォーキングシューズが端末専用として市販されています。

合わせての利用で、負担のない安心した散歩を楽しめます。

運営会社株式会社HSB-confiance
特徴軽量小型(24g~)
磁石による取付可能
端末専用シューズあり
機能リアルタイムの追跡可能
10秒で位置がわかる
振動通知機能
価格月額4,680円~

\ 24時間居場所がわかる! /

みまもるGPS

カメラ型おすすめ~みまもりCUBE

引用元:みまもりCUBE公式サイト

みまもりCUBEは、コンセントに差し込むだけで、簡単に設置できるカメラ型見守りサービスです。

スマホへの接続はQRコードの読み取りだけなので、Wi-Fiなどのネット環境がなくてもすぐに利用できます。

オプションで、ドアの出入り検知による見守りや、長時間カメラ映像に変化がない場合の異変を知らせる長時間不在検知機能を加えることも可能です。

一般レンタル商品「みまもりCUBE」の他に、介護保険適用商品として「ラムロックアイズ-みまもりCUBE- S」があります。

運営会社株式会社ラムロック
特徴コンセントに差すだけのセッティング
Wi-Fiなしでも使える
介護保険を使える機種もある
機能どこでも何人でも見守り可能
オプションでドアの出入り検知
不在検知による通知機能
価格お試し期間:3190円
月額:5940円~

センサー型おすすめ~アイシル

引用元:アイシル公式サイト

アイシルは、24時間365日の見守り機能を持つ「センサー型見守りサービス」です。

人感センサ・ドアセンサ・温度センサ・照度センサの4つのセンサーで、高齢者の方の行動を、切れ目なく見守ります。

起床時からカーテンの開閉や照明の点灯、外出と帰宅、室内気温の管理などを網羅し、異常を検知したらいち早く遠方の家族のもとへ通知されるシステムです。

脳トレなどの生活習慣を促す声かけ機能もあり、認知症予防機能として特許取得されています。

運営会社株式会社アイトシステム
特徴24時間365日の見守り
認知症予防
機能4種のセンサによる見守り
体操・脳トレ促し機能
服薬・食事管理高温化防止
価格初期費用:21,780円
月額:2,178円

\ 認知機能低下の早期の気づき支援機能を搭載 /

アイシル

訪問型おすすめ~宅配cook123

引用元:宅配cook123公式サイト

宅配123は、株式会社シニアクリエイトライフの運営する「高齢者専門」の宅配弁当サービスです。

「すべてはご高齢者のために」をモットーに、高齢者に寄り添った弁当宅配を提供してくれます。

弁当は必ず手渡しされ、安否確認とにこやかなコミュニケーションが伴います。

宅配123は、食事という健康づくりの土台を担うため、体調や健康管理への配慮に定評があるので安心!

また、スタッフの多くが「認知症サポーター養成講座」を受講しているため高齢者とのコミュニケーションも抜群、体調に応じて個別対応してくれる柔軟性など、まさに離れて暮らすご家族の方の心配事を引き受けてくれる訪問型見守りサービスです。

運営会社株式会社シニアライフクリエイト
特徴1食からでもOK
すべては高齢者のためにがモットー
お節介なお隣りさん的なスタンス
機能年中無休弁当の手渡しによる安否確認
認知症サポーターを常時養成
高齢者の状態に合わせて個別対応
価格1食540円~(見守りは無料)

ホームセキュリティー型おすすめ~MANOMA

引用元:MANOMA公式サイト

「MANOMA(マノマ)」は、ソニーネットワークコミュニケーションズライフスタイル株式会社の運営すスマートホームサービスです。

ソニーのIoT機器とスマホアプリを連携させて家電製品をリモートコントロールし、室内カメラによる見守りや外出・帰宅の検知など、高齢者の生活のすべてを見守ってくれます。

高齢者の不測の事態や空き巣への防犯対策も万全で、緊急時にはすみやかにセコムが駆けつけてくれます。

離れて暮らすご家族にとっては、これ以上ないほど安心できる見守りサービスです。

運営会社ソニーネットワークコミュニケーションズライフスタイル株式会社
特徴ソニーのIoT機器とスマートフォンアプリの連携によるサービス
あらゆる機器を1つの「プラットホーム = アプリ」で管理
機能家電の遠隔操作が可能
AIホームゲートウェイが異常検知し通報
緊急時にはセコムが駆けつける
費用初月:1,650円
翌月以降:3,278円~
※各種機器レンタルによる加算あり

\ 充実したサポートサービスで安心利用が可! /

MANOMA

高齢者の見守りサービスを選ぶ方法|5つのチェックポイント

高齢者の中には見守りされることを嫌がる方もいれば、24時間365日、目が離せない方もいます。

見守りサービスを選ぶ際には、見守られる方の意向と状況、費用などのバランスが大切です。

以下のような5つのチェックポイントが、見守りサービスを選ぶ際の一つの目安となりますので、是非参考にしてみてくださいね。

  1. 家族の意志を尊重する
  2. 置かれた状況に合っているか
  3. 使いやすいか
  4. 初期費用・月額使用料は妥当か
  5. サポート体制が充実しているか

それぞれについて解説します。

家族の意志を尊重する

高齢者の見守りサービス選びでもっとも大切なことは、見守られるご本人の意志を尊重することです。

もちろん認知能力がハッキリしている段階でのチェックポイントです。

家族にとってはアレもコレもと、離れて暮らすほど多くの見守りサービスを導入したくなりますが、見守られる方にとっては、屋内外の至る所に大きなカメラやセンサーが取り付けられていたら居心地のよいものではありません。

カメラやセンサーの機種選びから設置場所など、丁寧に順を追って話し合う必要があります。

GPS型見守りサービスだけでも、ウォーキングシューズに取り付けられる商品やキーホルダー型のものなど選択肢は豊富です。

まず、どのような見守りサービスが負担なく安心できるか、そしてどのような機種が良いのかをじっくり聞いてあげましょう。

置かれた状況に合っているか

選択した見守りサービスが、現在の置かれた状況に合っているかの確認は大切です。

すでに24時間365日の見守りが必要な状態なのか、訪問見回りなら月1ペースで大丈夫なのかなど高齢者の方の体力や認知能力に応じて選びましょう。

「いずれ必要になるから」と、いきなりすべての見守りサービスを導入してしまうと、逆に依存度が高くなり老いが進むことも考えられます。

その一方「安くて防犯にもなるから、カメラだけで良いだろう」と高を括っていると、散歩に行ったまま帰宅できなくなるなどの状況に陥る可能性も。

まずは置かれた状況に合う商品を選び、変化に応じて機能追加を検討するとよいでしょう。

使いやすいか

見守られる高齢者の方にとって、サービスの利用しやすさ、機器の使いやすさはもっとも重要なポイントです。

多すぎるボタン操作や説明の多いモニターはもちろん「起床して報告」「食べて報告」「薬は飲みました」など、高齢者の中には、逐一家族に連絡しなければならないようなシステムを嫌がる方もいます。

どれだけ優れた機能でも、複雑な操作が必要だったり使いにくかったりでは意味がありません。

操作が複雑では緊急時の対応も遅れてしまいます。

機器による見守りなら大きな画面やボタン、わかりやすい表示にシンプルな操作、もしくは操作不要がよいですね。

また、システムの複雑なサービスや設置に大掛かりな工事が必要な商品に関しても、事前にしっかり考える必要があります。

見守りサービスは、システムも操作もシンプルに、日常生活の延長線上で処理できるものがいちばんです。

初期費用・月額使用料は妥当か

初期費用・月額使用料が、それぞれのご家庭とって過渡な負担とならないサービスを選ぶようにしましょう。

安心できる見守りサービスは、どうしても高額になりがちです。

かといって、安価すぎると心もとないのも確かです。

また、初期費用が安くても月額使用料が高かったり、途中解約できなかったりするサービスもあります。

見守りサービスの利用は長期間が前提です。

月々の支払いが将来的な負担とならないよう注意しましょう。

サポート体制が充実しているか

見守られる高齢者の方に何かが起こったとき、あるいは機器が故障した場合に、どのようなサポートが受けられるかを事前に確認しておきましょう。

散歩中のトラブルや屋内での事故の早期発見、緊急通報時の迅速な対応は、見守りサービス選びの重要なポイントです。

カメラやセンサーだけが24時間365日見守っていても、サポート体制が整っていなければ安心できません。

遠方に暮らすご家族にとっては、自分たちの代わりに迅速に対応してくれるスタッフがいたら心強いでしょう。

あらゆるトラブルに対する迅速なサポートこそ、見守りサービスの存在理由といえます。

高齢者の見守りサービス選びは変化に応じて柔軟に!

高齢者の見守りサービスは多種多様ですが、置かれた状況とサービスのメリット・デメリットを併せて考慮するとピッタリはまるサービスに出逢えます。

しかしながら、刻一刻と時間が過ぎ、見守られる高齢者の方は年を重ね、状況も変わっていきます。

それに伴い、時間の経過と共に状況は変化します。

そうした小さな変化を教えてくれるのも見守りサービスです。

見守りサービスもまた、時代のニーズに合わせて進化していくことは間違いありません。

高齢者の方の変化に合わせて、見守りサービスを乗り換えたり機能を追加したりも視野に入れておきましょう。

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